リッスンサーバーの建て方

このページは4.7.4を対象としています。

更新履歴

参考URL

概要

Unreal Engineでは、普通にパッケージ化したファイルでリッスンサーバーを立てることができます。 リッスンサーバーとは、サーバーとして機能し、さらにクライアントとしても機能します。 専用サーバーよりも簡単に立てられますが、クライアントも実行されるためその分の負荷がかかります。 クライアントとしての機能を省いた専用サーバーを立てたい場合は、コンパイルなどの手順が必要になるようです。 専用サーバーについては、このページを参照してください。

1.プロジェクト設定でマップを設定する

ゲームを起動時に最初に読み込まれるマップは、 「プロジェクト設定 -> Default Maps」で指定できます。 Game Default Mapがパッケージで最初に読み込まれるマップ、 Editor Startup Mapがエディターで最初に読み込まれるマップ、 Server Default Mapが専用サーバーで最初に読み込まれるマップと思われます。 Server Default Mapは▼をクリックして詳細設定を表示で表示できます。

2.ブループリントで接続する処理を作る

同一PC上でのサーバーへの接続はクライアントを起動してからチルダキーを押してコンソールを開き、 「open 127.0.0.1:7777」と入力します。 ですが日本語キーボードにはチルダキーがないので、 ブループリントで「Execute Console Command」ノードを使って接続する処理をあらかじめ作っておくといいでしょう。

3.パッケージ化

プロジェクトを開いて「Windows(64ビット)」にパッケージ化します。 なお、プロジェクト設定の「プロジェクト -> パッケージ化 -> Project -> Full Rebuild」のチェックを外しておくと、 2回目からのパッケージ化を高速にできます。

4.ショートカットの作成と実行

パッケージ化してできた「MyProject.exe」を右クリックで「ショートカットを作成」を選択しショートカットを作ります。 ショートカットを右クリックで「プロパティ」を選択しプロパティを開きます。 「ショートカット」タブを開き、リンク先の最後にに「 マップ名?listen -game -log」と追記します。 このショートカットを実行することでリッスンサーバーが立てられます。

戻る

inserted by FC2 system