CRYENGINE Free SDK 3.5.8 コンパイルの仕方

このページは、Free SDKの3.5.8を対象としています。

更新履歴

参考URL

1.「Visual Studio 2010 Express」をインストール。(略)

それ以降のバージョンでも、後述するプロジェクトのアップグレードをすれば大丈夫のようです。(2013では確認済み)

2.ソリューションを開く

「CRYENGINE_Build_PC_v3_5_8_2310_freesdk\Code\Solutions\CryEngine_GameCodeOnly.sln」を開く。

3.アップグレード

2010以降のバージョンの場合、以前のバージョンで作られたプロジェクトをそのバージョンのプロジェクトへアップグレードするか聞かれるのでアップグレードする。

4.スタートアッププロジェクトの設定

「ソリューションエクスプローラー」から「ソリューション->Game->CryGameSDK」を右クリックし、「スタートアッププロジェクトに設定」を選択する。

5.GameDLL.rcの修正

「ソリューション エクスプローラー」から「ソリューション-Game-CryGameSDK-res-GameDLL.rc」を右クリックし、「コードの表示」を選択する。

「#include "afxres.h"」の行をコメントアウトし、「#include "windows.h"」の行を追加する。

6./WXの無効化

このままビルドすると文字コードの警告がエラーとして扱われため、/WXを無効化する必要があります。「ソリューションエクスプローラー」から「ソリューション->Game->CryGameSDK」を右クリックし、「プロパティ」を選択する。

「構成プロパティ->C/C++」から「警告をエラーとして扱う」を「いいえ(/WX-)」に変更する。

7.構成マネージャの設定

「Debug」のままビルドすると起動時「Assertion Failed」のエラーが発生するため、「Profile」でビルドする必要があります。「ビルド -> 構成マネージャー」を選択します。

「アクティブソリューション構成」を「Profile」に「アクティブソリューションプラットフォーム」を「x64」へ変更し閉じます。

8.ビルド

「ビルド->ソリューションのビルド」でビルドします。エラーが出なければ、これでコンパイルは完了です。

9.起動

「Bin64\Editor.exe」を起動してみます。

エラーなくこのような画面になったら成功です。

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